納豆ばかり食べていた

もう納豆菌という言葉は目にするのも耳にするのも嫌だ。

というのも、納豆菌を恨んでいるからだ。

うちの母は、納豆信者で、納豆さえ食べていればとにかく健康でいられる、元気でいられると信じて疑っていなかったのだ。

小学校の頃は特に納豆、納豆、納豆づくしだった。

ただ、いつもご飯と納豆というわけではない。

納豆を色々な料理に使っていたので、飽きることはなかったのだが、なにより私は納豆のネバネバも臭いも大嫌いだった。

それなのに納豆を毎日食べなければならないというのは地獄だった。

日曜日なんか、朝、昼、晩ぜんぶ納豆だらけだった。

朝は納豆ご飯、昼は納豆オムレツ、夜は納豆カレーなどとにかく納豆だらけ。

今となっては納豆で健康的に育ててくれたことに感謝はしているが、納豆が嫌いなのは変わらないのだ。

納豆は健康的で、納豆菌は健康に役立つとはいうものの、さすがに毎日納豆は辛い。

それでも癖になっているのか、未だに毎日1食は納豆を食べているが…笑